なりたくてもなれない世界がある。

あなたは絵心がありますか?

はい、と答えた方は画家になれるほどですか?

 

そこまでは考えた事はない、中には、なりたいとも思わない、と答えるでしょう。でも絵を描く事が好きなら、画家まで行かなくても絵をもっと上手に描きたいと思うでしょう。

私なら、絵画教室に通って、もっと上手に描けるようになって、せめて市民センターに飾られるような絵を描いてみたいと思うと思います。そしてその途中で

「あ、やっぱり画家ってすごいんだな」

と自らの実力の限界を知るのです。でもそれは自分が絵に真剣に向き合ってみて、努力した結果であり、その先にある限界を知るのはその時だと思います。

どんな事であってもその世界に真剣に向き合ってみて、突き詰めるところまで行かないと自分の限界なんて見えないのに「自分なんて無理」と決めつける人が多いです。

結果的に無理だったとしても、そこに向かった事で見える世界があります。そしてその分野の第一人者の凄さを認識します。画家なんて、なりたくてもなれないのです。

 

 

今年からウエイトトレーニングをしています。筋トレをしていると言うと「いいね、でもボディビルダーみたいにはなりたくないよね」と言われたりしますが、安心してください。

あんな体には「なりたくてもなれない」です。筋肉をつけるという事がどれほど大変な事かは、やってみなければ絶対にわかりません。あの方達の身体は芸術作品です。

美しい絵画や、彫刻と同じで、一般人がどんなに努力してもたどり着けない領域の人達なのです。これはそこに真剣に向き合ってみてわかった事です。僕は凡人であると。

でも僕は抗い続けます。少しでも上を目指して美しい作品を作れるように。その過程こそが何より楽しいのです。

 

「 積極はいかに努めても、なお神の線より遠し 」

 

ですね。